1月3日の初大師、名物だるま市のご案内をさせていただきます。当日は混雑いたしますので、余裕をもっておまいり下さい。
初大師とだるま市のいわれ
正月3日は厄除元三大師のご縁日です。新しい年のはじめを迎えるので初大師と呼び名されています。大師を正しくは慈恵大師と尊称しますが、正月3日に涅槃にむかえられたので別称「元三大師」ともいわれております。
大師は千年の昔、比叡山中で密教の行法を深く修められて、多くの神秘、奇蹟は民衆の苦しみや悩みを救い、厄難消除の信仰を深く集めてきました。また大師は観音の化身、不動の生まれかわりともいわれ、角大師(門札)のお札が正月には宗派を問わず、家の門戸に貼られるのも強い信仰のあらわれです。
第253世恵諦天台座主猊下は次のようにいわれました。
元三大師を信仰するものは、僧にあってはその寺院は興隆するし、一般にあっては無事であり、息災であり、家運は永続する。信仰が薄れたり、信仰を他に移した時には必ず変化がある。歴史がこれを伝え事実がこれを証明している。不思議である。
江戸の初期には天台宗関東総本山の呼称を頂いた喜多院には、新しい年を迎えるに当って多くの善男善女が開運厄除、家内安全、交通安全等の護摩祈願をする人が年々増え、境内には七転八起の名物だるま市が軒をつらねるようになりました。
交通規制のご案内
1月3日、9:00~17:30まで喜多院の周辺が通行禁止区域となります。また、これ以外の道路も相当の混雑が予想されますので、通過の目的の方はバイパスをご利用ください。
1月3日は交通規制の為、明星駐車場は休業いたします。臨時駐車場には限りがありますので、電車・バスをご利用下さい。
臨時バスおよび運休のご案内
- 1月3日のみ、川越駅前発の東武バスが臨時増発し、喜多院前のバス停を往復します。(交通系ICカードでもバスをご利用いただけます。)
- 1月3日のみ、小江戸巡回バスの「小江戸蔵里」「喜多院」の各停留所は停車致しません。