国指定重要文化財
慈恵堂内に懸けられているもので、高さ90cm、口径45cmと小形である。しかし、鎌倉時代特有の重厚さを示しながらも、均整のとれた美しい姿をみせている。銘文は陽鋳で次のとおりである。
この銘文から、本鐘は正安2年(1300)に作られ、鳩井郷(現鳩ケ谷市)の筥崎八幡宮に奉納されたものであったことがわかる。戦国時代に同社から持ち出され、川越地方の土中に埋められていたのを掘り出し、喜多院に施入されたものという。
国指定重要文化財
慈恵堂内に懸けられているもので、高さ90cm、口径45cmと小形である。しかし、鎌倉時代特有の重厚さを示しながらも、均整のとれた美しい姿をみせている。銘文は陽鋳で次のとおりである。
この銘文から、本鐘は正安2年(1300)に作られ、鳩井郷(現鳩ケ谷市)の筥崎八幡宮に奉納されたものであったことがわかる。戦国時代に同社から持ち出され、川越地方の土中に埋められていたのを掘り出し、喜多院に施入されたものという。