宋版一切経絵

宋版一切経絵

国指定重要文化財

一切経とは、仏教経典をまとめたもので大蔵経ともいわれます。それまで筆写によって伝えられてきたものが印刷により刊行できるようになり、仏教の普及に寄与したといわれます。

この喜多院の一切経は、中国の宋の時代に印刷されたものです。ただし、現存するすべてが同一の版ではなく、南宋の靖康元年(1126)に中国浙江省思渓で印刷された思渓版を中心に、他の中国の版も見られます。縦28cm、横12cm。折本形式で箱に収められています。

毛利家が徳川家康に献上し、その後、慶長19年(1614)に徳川家康公天海僧正のために喜多院に寄進し、喜多院の所蔵となりました。

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