鐘楼門

鐘楼門

国指定重要文化財

2階建ての階上に梵鐘ぼんしょうを吊るすこの鐘楼門は、桁行たけゆき3間、梁間はりま2間、入母屋造りで本瓦葺。1階には袴腰はかまごしと呼ばれる囲いが付き、2階の前面には竜、背面には鷹の彫刻があります。

建立年代ははっきりとしていませんが、寛永10年(1633)に東照宮の門として鐘楼門が建立されたことが「星野山御建立記」の記録にみえます。その頃、東照宮は今の慈眼堂の場所にあり、鐘楼門再建の記録もないことから寛永15年(1638)の川越大火で焼失を免れた可能性もあるといわれています。

なお、階上の銅鐘は元禄15年(1702)の銘があります。(国認定重要美術品)

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